そういうわけで今回はiPhone5でなく、iPhone4Sの発表だったってことなんですね。
外見はiPhone4のまま……中身はハードもソフトも格段の進歩! ってことですが、さてどうなんでしょう?
とりあえず、auからの発売も間違いないようなので一安心ではあるんですがね。
さてさて、そんなiPhone4Sを世に送り出すappleなのです
が!
そんなappleの行く先に暗雲が立ち込めているようなのです!!
V.V.「なんでそんなに嬉しそうなんだい?」
それはこのニュース!
サムスン、iPhone4S販売差し止め申請
米アップルが日米など7か国で発売する高機能携帯電話(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)4S」について、韓国のサムスン電子は5日、同社の特許を侵害しているなどとして、フランスとイタリアの裁判所に販売差し止めを求める仮処分申請を行うと発表した。
今後、他国でも同様の処分を求める。
サムスンによると、アップルは、3G(第3世代)携帯電話の無線通信技術に関連してサムスンの特許を侵害しており、アイフォーン4Sの販売を差し止める必要があるとしている。
アップルは4月以降、サムスン電子のギャラクシーシリーズが、アイフォーンやタブレット型端末「iPad(アイパッド)」に似ているなどとして、販売差し止めを求めて欧米などの裁判所に訴えてきた。日本でも日本サムスンなどに1億円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。9月には、ドイツの地方裁判所がアップルの訴えを認め、サムスンに新製品の販売禁止処分を出している。
読売新聞 2011/10/5
つづきます!
V.V.「で、なんでそんなに嬉しそうにしてるんだい? もしこれで販売差し止めになったら君もiPhoneが買えないじゃないか」
確かにそうですね。本当に差し止めになったなら、ですけどね。
V.V.「ならないっていう確信があるとでも言うのかい?」
この読売新聞のニュースには他のメディアでは付け加えられてた一節が抜けているんですよ。肝心要と言ってもいい一節が、ね。
その一節込みのニュースは……こちら!
新型iPhone販売禁止申請へ 韓国のサムスン
【ソウル共同】5日付の韓国紙、朝鮮日報は、米アップルが発表したスマートフォン(多機能携帯電話)の新機種「iPhone4S」について、韓国のサムスン電子が自社の特許を侵害されたとして、販売された国の裁判所に販売禁止の仮処分申請を行う方針だと報じた。
同紙によると、サムスン電子は早ければ同日中にも申請を行う。ただ韓国内では紛争によるイメージ悪化などを懸念し、申請しないという。
アップルはアイフォーンや多機能端末「iPad」をめぐり、特許が侵害されたとして、サムスン電子を日米韓や欧州などの裁判所に提訴し、両社の対立が激化している。
47news 2011/10/5
V.V.「えーと……赤字のところ、だよね?」
赤字のところです。
つまり、韓国サムスンは他国での販売差し止め申請はするんだけど自分の国ではやらないよってことなんです。
V.V.「徹底しないんだね? イメージ悪化を懸念とか言ってるけど、自国でしなくても他国ですればどうしたって悪化するだろうに。それにしても、どうしてそんなことになっちゃうんだい?」
そんなの簡単な話ですよ。
自国での販売まで差し止めしちゃうと韓国国内でiPhoneを売って得ることが出来る利益を棒に振ることになっちゃうじゃないですか。
実際、韓国の中央日報は9月28日の報道で、
通信業界の関係者は「iPhone5の国内販売禁止措置はないだろう」とし「三星電子にとって得るものよりも失うものが多く、通信会社の立場でも消費者の選択権を阻害することになるため」と明らかにした。
と韓国国内での販売差し止めの声は上がらないとの見方を報じています。
V.V.「いや、おかしいよね? 特許侵害で販売差し止めを申請するのに、他国ではするけど自国ではしないなんてダブルスタンダードもいいとこじゃないか」
そうですね、ダブルスタンダードですよね。しかしこれは韓国でのお話なんですよ。
そう……、
あの国ならしょうがない
のです。
V.V.「そんなんあり?!」
もちろんありえないから、これからappleも強硬に対処すると思いますよ。
V.V.「これからねぇ……」
ウソですけどね。
V.V.「は?」
これからなんてもんじゃないっすよ。
戦争はもう始まっているんです!
ここでドン。
V.V.「この写真はなんだい?」
よぉ~く見てください。この写真はiPhone4Sの発売日の表なんです。上が14日に発売する国。下はそのまんま28日発売の国です。
よぉ~く見てください。何か気が付きませんか?
V.V.「…………韓国が入っていない、ね。どちらにも」
EXACTLY(その通りでございます)!
V.V.「(うほっ、いい笑顔)」
ちなみにサムスン電子はオーストラリアで現在行われている特許侵害訴訟において、9月30日にアップルに対して和解を提案したそうなのですが、10月4日にこれを拒否しています。
サムスンというか、韓国のいつもの手なのですけど、競合企業に対して特許や著作権で訴訟を起こしてごねて、最終的に傷が浅いあたりで妥協するような戦術のつもりだったんだと思います。
しかし今回は相手が悪かった……てところなんでしょうね。
これまでサムスンから供給を受けてた部品などは台湾や日本の企業から供給できるように切り替えを行っているようですし、この際アップルには徹底的にやってほしいと思うHANA子です。
V.V.「君はそんなにも韓国が嫌いなのかい?」
韓国が嫌い?
いいえ、嫌いではありませんよ。
V.V.「嘘だッッ!!」
嘘じゃありませんとも。
HANA子は韓国が嫌いなんじゃないんです。
嫌いじゃなくて、大嫌いなんです(ニコッ)。


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