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青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~

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正義について考えてみよう

せい-ぎ【正義】
1.人の道にかなっていて正しいこと。「─を貫く」「─の味方」
2.正しい意義。また、正しい解釈。「四書─」「其実はあたの語の─に非るけり」
3.人間の社会行動の評価基準で、その違反に対し厳格な制裁を伴う規範。

類語:道義・人道・人倫・大道・義・仁義・道徳・倫理・徳義・世道・公道・公徳・規範・大儀・徳・道(みち)・モラル
大辞泉(小学館刊行)より


パチンと指を鳴らして一息。
さて、話をしようか。


HANA子の正義について考えてみよう




「正義」という言葉の国語的な意味というのは冒頭に示した通りです。
通常語られる「正義」は【1】の意味で使われることが多いと思いますが、どうでしょうか?

「正義」

正しいこと。正しいという意義。
語るまでもなく単純明快でいて異なる解釈のしようがない簡潔な言葉です。
しかし同時に、これほど解釈が難しく、複雑であって、くどい言葉はない──と断言できます。
小説であるまいし、まったく違う意味と意義を併せ持つとかどういうことだい! と反論が聞こえてきそうですが、HANA子はこの考え方がおかしいとは思っていないのです。
例えば戦争。
戦争は異なる正義のぶつかりあいであると言えますね。他方の正義はもう一方にとっての悪である、そしてその逆に他方の悪が一方にとっての正義であると。
この時点で矛盾が生じます。正義とは「人の道にかなっていて正しいこと」という意味であるのに、一方が唱える正義が一方にとっての悪になるということはどういうことであるかと。
当事者たちにとって仰ぐ旗が変われば掲げる「正義」は変質してしまうのでしょうか? そういうわけではないはずです。

10年前の今日、アメリカはニューヨークで大惨事が起きました。
9.11
この事件で起きた惨禍については語る言葉がないくらいです。
ただ、この事件に関して巻き起こった「正義」という言葉の意味についての考察に関して少し語りたいと思います。


「正義」とは何でしょうか?
正しいこと。間違っていないこと。先に述べた通り意味としてはそのようなものです。
道徳的規範としての意味を付け加えるならば、人を助けること、敬うこと、慈しむことも「正義」であるはずですね。
しかしこの事件──テロによって多くの人の命を奪ったテロリストもまた「正義」を唱えていました。
このテロは「聖戦」であり、神の名の下において「正義」の行いであると。
人の命を救うことが「正義」であり、その真逆の位置にある人の命を奪うことが「正義」であるという矛盾。
AはBではない。BもまたAではない。しかし、A=Bであるという矛盾。
この矛盾に対する解はあるのでしょうか?

人を殺すことは「悪」でしょう。しかしこれは「聖戦」であるのだから「正義」であるという主張。
では「正義」によって殺害された9.11の被害者は「悪」であったのかという疑問が生じます。
アメリカはその一面において覇権国家であると言えます。
21世紀の超国家。世界の警察。
そして中東諸国ではイスラエルに次いで憎まれている国家。
アラブ諸国を、イスラムを苦しめる国家であるからアメリカは「悪」である。ゆえにその国民を殺すのは「正義」であるという論理なのでしょうか。
しかし、その論理は9.11のテロが決行された時点で破綻してしまったとHANA子は考えます。
アメリカを、その国民を苦しめる(殺害した)集団であるからアルカイーダ一党は「悪」である。との論理が成り立ってしまうからです。
苦しめられたから殺す。殺されたから苦しめるというこの悪循環を生んでいるのは果たして本当に「正義」なのでしょうか?
「正義」なんてない、と「世間を斜にかまえて見ている俺ってかっこいい」病に罹患した男の子のように単純に考えて、そして忘れることが出来たのなら煩悶せずにすむのでしょうが、どうにもそのように結論付けて忘れることが出来ないのです。
アメリカの行いも、ましてテロリストの行いはもちろん「正義」ではありえません。
しかしお互いに「正義」を名目に殺し合いを続けていると。
例えそれが「お題目」に過ぎない「正義」であっても彼らは「正義」の名の下に殺しあっている。
人を殺すのは「悪」である。ではその「悪」を殺すのは「正義」なのか?
例えそれが「悪」であったとしても、それを殺すのはやはり「悪」である。それが論理的な考え方というものだと思います。
しかし、そのように考えてしまうとこの世界には「悪」しか存在しえないという結論に至ってしまうのです。それは余りにも救いのない結論だとは思いませんか?
正義とは? 悪とは? そしてこの二者が続ける終わりのない循環への答えとは?
人が歴史を持った時より続くその考察にHANA子が解を得られるわけもありません。
ですが、唯一つ強く思っていることがあります。
それは学生の頃、ある男の子が言い放った言葉への反感です。

「正義なんて汚い言葉さ」

確かに人間は「正義」を掲げて様々な愚行を繰り返しますが、それは「正義」という言葉の問題でしょうか?
そうではないと考えます。
「正義」は「正義」として絶対の規範として人の生きる道筋であるはずです。
いつの時代も「正義」を汚い言葉としてしまうのは、これを免罪符にして愚かしいことを繰り返す扇動者なのですから。
心弱い人の身なれば、いつでも「正義」を行って生きていくことなど出来ません。
それでも、それでもより正しくありたい……自分が思うように正しく生きていこうと意識することは出来るはずです。
その正しくありたいと思う気持ちの道筋となる概念が「正義」であるはずです。

それだけは見誤ってはいけないと思っているHANA子です。
 

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[ 2011/09/11 22:05 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)
正義は素晴らしい言葉だと思います。
ただ「正義」という言葉を振りかざして「自分の中の正義と相反するもの」を「悪」と決めつけて攻撃するのはいやです。
どっちも「正義のための戦い」と言っては若者を戦場へと送り込むのですよね。「正義」という言葉が不憫な気がします。
[ 2011/09/16 16:26 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> 正義は素晴らしい言葉だと思います。
> ただ「正義」という言葉を振りかざして「自分の中の正義と相反するもの」を「悪」と決めつけて攻撃するのはいやです。
そうなんですね。
現実の世界において、正義の対義語は必ずしも悪ではなく、陣営を異にする正義。そんなところでしょうか。
しかしそれを取って、正義は汚いというのには「違う」と声を大にしたいのです。


> どっちも「正義のための戦い」と言っては若者を戦場へと送り込むのですよね。「正義」という言葉が不憫な気がします。
あぁ……その「不憫」という言葉が凄くしっくり来る気がします。
そうなんですよね、不憫なのです。
[ 2011/09/16 21:37 ] [ 編集 ]
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