青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~

創作発表板をメインの拠点にコードギアス二次創作やらオリジナル駄文、日々の雑記などを書き散らしていますの
青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~ TOP  >  スポンサー広告 >  創作発表板総合 >  銀河十五少年漂流記:予告編

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

銀河十五少年漂流記:予告編

ふとした時に思い出す。あの素晴らしい休暇のことを。
怖いことが何度もあった、見知らぬ総ての物がただただ恐ろしかった。
悲しいこともあった、辛い事だってたくさんあった。
でも、寂しくはなかった。

ふとした時に思い出す。この素晴らしい仲間達のことを。
助け合って、力をあわせて、そうして幾度もの危機を乗り越えてきた。
冗談を言い合い、笑いあい、たまにしんみりしたりして絆を深め合った。
時に諍いを起こしたこともあった。本気で怒り、本気でケンカして、それでもまた……手をとりあった。
ブランドン、生まれついての冒険家! 君はきっと今も元気に星の海を旅しているんだろうね。
トール、いつか聞いたあの娘とは仲良くやっているかい? 会いに行くって約束、きっと果たすよ。
ノック・ノック、とても強かった僕らのリーダー、みんなのお兄さん……軍の仕事は大変だろうけど君になら出来るさ。
リンゴ、君がいなかったら僕達はきっと力を合わせて戦うことなんて出来なかった。君がいたからこそ僕達は“仲間”になれた。
そして……そして、ユウ! 大事な僕の親友! どこにいようと、何をしていようと、僕は君の友達で居続けるよ!
そんな僕の14人の仲間たちを──忘れない、忘れることはない。

ふとした時に思い出す。あの素晴らしい休暇と、この素晴らしい仲間達のことを。
あの日々はもうすでに遠いけれど、決して忘れることはない。絆が断ち切れることもない。
喜びを共にした。
怒りをぶつけあった。
哀しみを分かち合った。
そして、
人生を楽しんだ。
あの日々があったから僕は今ここにいられる。
どんなに強い困難に遭おうとも、辛い嵐に見舞われようとも、あの日々が僕に尽きない勇気を与えてくれる。

この頃僕は思い出す。
初めての宇宙、初めての船、初めての冒険のことを。
旅立ちの日のことを。
初めての惑星、初めての星空、初めて間近に見た炎の美しさを。
生きるために力を尽くすということを。
初めての友達、初めての仲間、初めての戦いの辛さを。
自分の人生を生きるということのほろ苦さを。

そして、あの素晴らしい休暇の日々のことを。


【銀河十五少年漂流記】


いつか、思い出の星の海で──また。




「汎銀河大戦終結100年を記念した式典がもうまもなく始まろうとしています!」
声を張り上げるTV中継のレポーターの様子が宇宙ステーションのざわめきの中に溶けていった。
見渡すばかり人、人、人。
その人ごみの中では“美人レポーター”ってヤツもまるで風景の一つのように思えて人の目を引かないようだ。
新たに惑星軌道上に設置された宇宙ステーション──ここのことだ──はこの一大イベントの為に特に建設された特別なものだって話だ。
かつて僕達が生まれる遥か昔、大きな戦いが銀河を覆い尽くしていたという。
その頃の時代を知る者はもう少ない。多分この銀河でももう100を越えることはないだろう。
それでも、だからこそ? 《その悲劇》を語り、語り継ぐことは必要なのだ──人々はそう思っているらしい。
「こちらをご覧ください!」
興奮した面持ちでレポーターの女が精一杯の声を張り上げる。
「こちらがかつての大戦で多くの英雄たちを輩出した“伝説の船”を現代の最新技術で蘇らせた宇宙船です!」
“伝説の船”
そのいくらなんでもアニメ的でマンガチックなフレーズはしかし、その時そのレポーターの近くにいた人々の興味をそそらせたみたいだった。
僕も──そう僕も、思わずそちらへと顔を向けていた。


係留されているのは白亜の船


「でっかいお船だネェ。お父様、あれって乗れるのォ?」


それは、光の速ささえ越えて星の海を跳ぶ


「見ろよノック・ノック、宇宙に帆船が浮いてるぜ?」


《エイリアン・スター・シップ》


「英雄を生んだ伝説の船、か。現代のおとぎ話に過ぎないよ。そんなのさ」


そのレプリカとして建造された


「あんな船に乗ることが出来たら僕ァ幸せだね。そしたら死んでもイイ!」


僕達の《家》となる船


「宇宙(ソラ)に帆を張って滑るように跳ぶ船かよ。まるでマンガじゃないか」


吸い込まれる様に僕達の運命はこの船に集まっていく。

そして僕は……誰にともなくつぶやいた。


「乗って……みないか?」


宇宙暦801年、汎銀河大戦終結100年記念式典の最中、宇宙ステーション《タイターニア》にて披露されたレプリカ・エイリアン・スター・シップ《ビーグル号》が突如同ステーションから離脱。ハイパードライブを行い虚空へと飛び去った。
当時《ビーグル号》には見学の学生10人と児童5人、その中の一人に従うベビーシッターロボット一台が乗船しており、共に行方不明と報じられた。
なぜ《ビーグル号》はステーションから離脱し、ハイパードライブを行ったのか? 誰が、何のために?
なぜ当時の《ビーグル号》に専属の乗組員や職員は一人も乗船していなかったのか? 
なぜ少年たち15名は《ビーグル号》に乗り込むことができたのか?
数多の疑問は尽きない。
そして、なによりも……
少年達はいずこへと飛び立ってしまったのか。


【銀河十五少年漂流記】


宇宙暦801年の夏。
僕達の運命は白亜の船の出港と共に始まった。
それはとても長い、忘れられない《夏》になる──





創作発表板@にちゃんねる掲示板 【嘘予告】創発予告ネタスレ【ワンシーン】投下分より。
なんどかお話したことがありますが、この【銀河十五少年漂流記】というお話はHANA子が始めて書き上げた小説であります。
小学6年生から中学生にかけて書き上げたお話なのですが……これがまぁ当然といえば当然なのですが、酷い出来です……Orz
文法も言葉の使い方もめちゃくちゃですし、話し言葉だったりなんだったり、擬音もバンバン!
ドカーンとかズガガガーンとか……まぁ年相応というか、子どもらしいダイナミックな出来なのです。
が、
やはり初めて書き上げたお話ということで感慨深いものがあるのも事実です。
というわけで、今だったらこんな風に書くよねって感じに設定を練り直して【予告ネタスレ】に投下してみたわけです(もちろん今回のこれは加筆修正済み)。
うーん。
今だったら……人に読んでもらってもおかしくない出来に仕上げられる……かな?

FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集 
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
[ 2011/08/16 23:40 ] 創作発表板総合 | TB(0) | CM(4)
 こんにちは!
 初めて書いた小説って、やっぱりこう、なんとも言えない思い入れがありますよね。技巧とか書き方とかにあまり捉われずに、これを書きたいっていう欲望を純粋に作品に向かってぶち込むからでしょうか……そうしてできた作品は、やっぱり自分にとって感慨深いものですよねえ。
 
 私もいつか処/女作をリメイクして書いてみたいとひそかな野望を抱いていたりしますが、いつになるやら……って感じです(汗)
[ 2011/08/17 18:05 ] [ 編集 ]
朱雀
さりげなく……日本ブログ村「オタク日記」部門3位入賞おめでとうございます。

初めて書いた小説のリメイク――いいですねぇ。
ただ、あまり小説作法にこだわった書き方にしますと、元々の文章が持つ天真爛漫な部分や「勢い」のようなものが損なわれますので、ラノベのような砕けた作風にした方が面白そうですね。
ぜひ、頑張って下さい。
[ 2011/08/18 00:41 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
>  こんにちは!
>  初めて書いた小説って、やっぱりこう、なんとも言えない思い入れがありますよね。技巧とか書き方とかにあまり捉われずに、これを書きたいっていう欲望を純粋に作品に向かってぶち込むからでしょうか……そうしてできた作品は、やっぱり自分にとって感慨深いものですよねえ。
そうですね~
やはり初めて書ききった作品というのはどんなにアレでソレでドレな作品(どんなだ
でも愛着とか色んな思い入れが生まれますね。
元々の【十五少年漂流記】自体思いいれの強い作品なので、ますますなのです!

 
>  私もいつか処/女作をリメイクして書いてみたいとひそかな野望を抱いていたりしますが、いつになるやら……って感じです(汗)
わたしも同じですw
アレやコレも書き直したいーって思っちゃうんですよねー
ホント物書きってのは因果な商売でっせー
[ 2011/08/20 07:26 ] [ 編集 ]
Re: 朱雀
> さりげなく……日本ブログ村「オタク日記」部門3位入賞おめでとうございます。
なんとも恐れ多いというか……
ま、まぁ今後ともがんばって「面白い!」と言われるような記事を書いていきたいと思いますです。はい。


> 初めて書いた小説のリメイク――いいですねぇ。
> ただ、あまり小説作法にこだわった書き方にしますと、元々の文章が持つ天真爛漫な部分や「勢い」のようなものが損なわれますので、ラノベのような砕けた作風にした方が面白そうですね。
> ぜひ、頑張って下さい。
そうですね~。色々と構成だの文法だの様々なものがむちゃくちゃで読み直して赤面しちゃうような稚拙な出来なのですけど、
自分が絶対に面白いと思って書いてるっていう勢いが込められてる感じがすっごくあるんですよね。
そういうのを大切にしたままキチンと描けるのなら……リメイク、やれるかもしれません^^
[ 2011/08/20 07:31 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

HANA子

Author:HANA子
看護師をやってる似非腐女子

夢は
F22ラプターに乗った王子さまか、
JAS39グリペンに乗った皇子さまが
迎えにきてくれること
ついでに言わせてもらえば、
メビウス1はうちの婿

イメージ的にアーニャならしい2×歳

ブクログ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 

ついったーはじめました

バナー
バナーです。リンクなどに使っていただけたら幸いです。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。