青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~

創作発表板をメインの拠点にコードギアス二次創作やらオリジナル駄文、日々の雑記などを書き散らしていますの
青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~ TOP  >  スポンサー広告 >  HANA子のにゅーす >  HANA子でわかる! 南沙諸島問題の巻

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

HANA子でわかる! 南沙諸島問題の巻

V.V.「ちょっと気になったことがあるんだ」

HANA「と、言いますと?」

V.V.「昨日の記事で中国の最近の動向は何が起こってもおかしくないものだって言ってたじゃない」

HANA「言いましたね」

V.V.「それってどういうことなんだい? それに南沙諸島でベトナムと一触即発だとも言ってたし」

HANA「……平和な日本に住んでいると実感がわきませんが、この世界は非常に危ういバランスの中で平穏を保っているのですよ。それはわかりますよね?」

V.V.「そうらしいってことは知っているよ」

HANA「その中でも特に危うい地域が東南アジアにあるんですね」

V.V.「つまりそれがこの“南沙諸島”って場所なんだね。でもどうしてそんな紛争一直線な状態になってしまったんだい?」

HANA「ドウシテコンナニナルマデホウッテオイタンダーAAは省略させていただきます」

V.V.「おいおい」

HANA「冗談はさておき、実はこの件にはですね、我が国も非常に深く関係していたのです」

V.V.「え? そうなの?」

HANA「むしろ元凶?」

V.V.「ナ、ナ、ナ、ナンダッテー(AA略」


HANA子でわかる! 南沙諸島問題の巻





まずは場所の説明から行いましょうか。
というわけで、地図をどん。

南沙諸島


地図の中央やや下あたりに【スプラトリー諸島】と表記されてあります。ここが日本名【南沙諸島】です。
各国はこの島々を手に入れんとしてにらみ合いの状態にあるわけなんですね。

V.V.「見事に四方向を各国に囲まれているね」

はい。中国に台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシアが囲んでいますね。ちなみにもう一つ、ブルネイも領有権主張をしているんですよ。
現在島々を実効支配をしているのは中国、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシアの五ヶ国になります。

V.V.「なるほど。しかし台湾や中国は他の国々に比べてだいぶ離れているように思えるんだけど」

いいところに気が付きましたね~!
そこ、今日の重要ポイントです!
実はこの南沙諸島、元々は台湾の高雄市の一部として管理されていたんですよ!

V.V.「あれ? 元々の帰属がはっきりしていたんなら話は早いんじゃないのかい?」

ところがどっこい。ここに我が国、日本が深く関係してくるんですね。
1938年に大日本帝国が領有権未確定だったこの島々の領有を宣言したんです。
同年(昭和13年)12月の閣議によって当時日本の植民地であった台湾の一部として管理することを決定し、翌年(昭和14年)3月30日の台湾総督府布告によって正式に日本の領土として台湾高雄市に編入の運びとなったのであります。
が、
もはや言うまでもない話ですが、1945年(昭和20年)日本は第二次世界大戦において敗戦を迎えることになってしまいます。

V.V.「ということは?」

はい。1951年に締結されたサンフランシスコ平和条約の中で、

○日本の台湾・澎湖諸島及び南沙諸島の権利、権原及び請求権の放棄(第2条(b))
○南洋諸島の権利、権原及び請求権の放棄(第2条(d)(f))
○南西諸島や小笠原諸島を合衆国の信託統治に置くことの承認(第3条)


が定められていたんです。
つまり、南沙諸島はこの時点で正式に日本の帰属から離れてしまったってことなんですね。
ここまでが日本の負わなければならない南沙諸島への責任です。
仕方なかったとはいえ、権利放棄して「後は知らないよ」しちゃったわけですから。

V.V.「ここまでが? それってどういうことさ」

これで南沙諸島は日本の手から離れてしまったわけなんですが、この後の連合国の扱いが酷いのですよ。
あろうことか、南沙諸島の帰属をほったらかしにしてしまったんです。

V.V.「( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)ジェットストリームポカーン」

沖縄他の南西諸島や小笠原諸島に関してはアメリカが──連合国司令部が信託統治することとなっていて(第3条)帰属がはっきりしていました。
しかし南沙諸島に関してはそれがまったく言葉通りにほったらかしにされてしまったんです。
こうして南沙諸島はその帰属、どの国が領有するのかということが宙ぶらりんになってしまいました。

しかし、この“正式に”日本の帰属を離れる前に南沙諸島を手に入れようと動いた国がありました。
フィリピンです。
1949年、フィリピンは南沙諸島の実効支配をはじめ、その領有を宣言しました。
1956年、今度は南ベトナムが南沙諸島への接近と上陸を繰り返し始めます。
そして1970年代に入りますと、事態が急転します。この南沙諸島地域の海底に油田などの海底資源の存在が確認されたのです!
1973年9月、南ベトナムは領有権の主張と共に自国のフォクトイ省への編入を宣言しました。
その翌年、今度は中国がこれに抗議声明を発表し、遂に表舞台での領有権主張を始めることになったのです。
こうなるともうまったなしですね。
1974年の西沙海戦を始めとして、1979年の中越戦争、1988年のスプラトリー諸島海戦まで中国とベトナムの戦いは幾度となく行われていったのでした。

V.V.「領土戦争と資源獲得のための戦争か……」

もちろんそれだけではありませんでしたけどね。中越戦争に関しては当時のカンボジア問題における中国・ベトナムの駆け引きの方が主でしたし。
それはさておき、ここに至るまで南沙諸島の領有権問題はまったく収まる気配がありませんでした。正に東洋の火薬庫といったところでしょうか。
そして世界は90年代に入っていくわけです……

V.V.「90年代に入って少しは落ち着くのかな?」

が、

V.V.「はい、安定と信頼の『が』が入りました~」

1991年、フィリピンでとんでもない事態が起きました。在比米軍が完全撤退の運びとなったのです。

V.V.「∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・д・) エェーッ!!」

翌92年には完全撤退が完了。そこに至るまでには様々な要因があったのですが、ここでは割愛しまふ。
とにかく、ここにおいてこの地域に大きな軍事的空白地帯ができてしまったというのは間違いありません。

V.V.「そうなると当然……」

問題が発生しますね。
1995年、中国海軍が行動を起こしました。ミスチーフ礁他のフィリピンが領有を主張する島々を占拠、独自に建物を構築して実効支配を始めちゃったんです。

V.V.「鬼(米軍)の居ぬ間にってやつかぁ」

その後、にらみ合いは続きながらも資源の共同開発などで中・越・比の間の緊張は緩和されていくのですが、

V.V.「

2007年11月に中国が西沙諸島海域で行った軍事演習について各国が非難・抗議を始めた所、かの国の次なる一手が火を吹きます。
中沙諸島、南沙諸島、西沙諸島を統括する行政区、「三沙市」を自国の海南省に作ったんですね、これが。
もう、これまでの経緯とか何だとかを総てひっくるめてポイ捨てして、

ちゅうごく「ここはもう全部オレの領土だから。じゃ、そういうことで」

宣言しちゃったってわけなんですよ。まさにジャイアンもびっくり。

V.V.「こうして見ると中国って凄い国だね。まさに覇権国家ってやつじゃないか」

他の国の言うことには耳を貸さず、自国の主張は貫き通す。時には暴力(軍事力)をちらつかせ、それを行使することも厭わない。
間違いなく覇権国家ですね。
でもね、

V.V.「でも?」

当の中国はこんなこと言ってますよぉ。

中国で反ベトナムの声高まる…政府研究所教授も「開戦せよ」
南シナ海の、南沙諸島(ベトナム名:チュオンサ/英語名:スプラトリー)を巡り、ベトナムが資源調査、中国側が妨害、両国政府による非難の応酬、ベトナムにおける中国への抗議デモ、ベトナムが南シナ海で実弾演習を実施するなど、両国間の緊張が高まった。中国ではベトナムを非難する意見表明が急増した。
中国政府・国家発展改革委員会(発改委)経済体制と管理研究所主任の史〓教授は14日、ベトナムが実弾演習を行ったことで「中国がベトナムを討伐する理由ができた。徹底的に思い知らせる必要がある」との考えを表明した。(〓は火へんに「韋」)
史教授は「中国の伝統に覇権(力による支配)の文化はない」と主張した上で、「ベトナムは中国の発展を見て、中国に学ぶと同時に、中国が強大になれば、覇権を用いなくとも、ベトナムや東南アジアが色あせてしまうと思い知った」、「南シナ海の資源がすべて中国のものになれば、ベトナムが東南アジアの盟主になるとの夢想も話にならなくなる。中国が強大になればなるほど、手遅れだと考えた」と論じた。
史教授によると、現在の中国は経済利益の重要性を知り、国家による「利益と資源の争奪戦」が極めて重要と理解するようになった。しかし「中国人は発展の機会を失ってまでも、他者との調和を守ることが最も大切と考えている」という。
しかし、ベトナムが南シナ海で実弾演習を行ったことは容認できる行為ではなく、「私の考えでは、中国は開戦する必要がある。南シナ海で、ベトナムに大きな教訓を与える必要がある」と主張した。
史教授は、開戦すべき他の理由として「中国の民心を奮い立たせることができる」、「長年にわたり実戦経験がない海軍を訓練できる」、「使用期限がまもなく切れる弾薬を使ってしまえる」、「米国や東南アジアに顔色を変えさせ、小日本(日本に対する蔑称=べっしょう)を威嚇できる」、「ベトナムを引きさがらせることで、将来十年にわたる平和と周辺国家との関係の基礎ができる」、「米国も、中国の海岸線から1800キロメートル以内の範囲で、勢力を伸ばすことは不能と悟る」などと、列記した。
米国軍の動きについては「米国は、中国と直接の戦争になれば共倒れになることを、よく知っている」として、心配する必要はないとの考えを示した。
史教授は、中国の軍事力が10年前に比べ、格段に向上したと主張。「外蒙古(モンゴル国)の祖国復帰、釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)の回収、沖縄を取り戻すことも、中国の発展にともない、10年前よりは容易になった」と論じた。
サーチナ 2011/6/14

今回の笑うところはここですかね。

V.V.「『中国の伝統に覇権の文化はない』キリッ」

政府系の研究所の人間が──それも言論の自由がない共産主義国家の人間が発言したことですからね。イコール中国の国家としての主張と取るべきだと考えていいと思います。
我が国はそういう国が隣に存在しているってことをもう少し……いえ、大いに考慮する必要があるんですが、いかんせん今のままではまともに動けはしないでしょうね。
それは民主政権どうのではなく、多分それ以前の自民政権であったとしても同じだと思いますし。
昨日のF15墜落事件でまた自称平和論者の団体さまが騒ぎ始めると予想しているのですが、そういった方たちは“わかっててやっている”人たちだと思いますので、もはや語るに及ばないと思います。
問題はそういった人たちに引っ張られる普通の人たちではないかと思うのです。日本人は元来声の大きな人たちに引っ張られる民族性だと言われていますし。
さて、ここで主張したいことがあります。

自衛隊は不必要な存在でしょうか? 在日米軍は我々に害しかもたらさない存在なのでしょうか?
自国を守るための力──軍事力は本当に無用の長物なのでしょうか?

世の中には話し合いなどが意味を成さない世界というものが厳然としてあります。自分と自分の大切なものを守る為には力を行使するしかない状況というものがあるのです。
上の記事にもありますが、南沙諸島の問題は尖閣諸島の問題そのものです。まして昨今、中国は沖縄までも本来は自国の領土だったとしてその領土欲を見せています。
わたしたちはこの南沙諸島の問題を対岸の火事と見過ごさず、「他山の石」としなければなりません。
そう、次はわたしたちの版かもしれないのですから。

FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集
にほんブログ村 その他日記ブログ オタク日記へ
にほんブログ村
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

HANA子

Author:HANA子
看護師をやってる似非腐女子

夢は
F22ラプターに乗った王子さまか、
JAS39グリペンに乗った皇子さまが
迎えにきてくれること
ついでに言わせてもらえば、
メビウス1はうちの婿

イメージ的にアーニャならしい2×歳

ブクログ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 

ついったーはじめました

バナー
バナーです。リンクなどに使っていただけたら幸いです。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。