青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~

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悪意なき悪気

矛盾するようですが、 「悪意のない悪気」というものがあるように思います。
おや、と思われたでしょうか。そう、『悪意』と『悪気』って共に同じ意味の言葉ですものね。
どちらも「他人を憎み、害を加えようとする気持ち」という意味の言葉です。
さて、先日来大きくニュース報道がされているので皆さんご存知のことと思う、このニュース。

ドコモの同一携帯から投稿=京大などで使用、契約者特定へ-入試問題で府警・警視庁

京都大など4大学の入試問題の一部が試験中にインターネットの掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された問題で、京都府警と警視庁がNTTドコモの同一の携帯電話から投稿されていたと特定していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。
識別番号の同じ携帯電話が4大学の入試問題の投稿に使われており、府警などは契約者情報の提供を求め、偽計業務妨害容疑で投稿者の割り出しを進める。
4大学によると、ヤフー知恵袋には先月8日の同志社大、同11日の立教大、同12日の早稲田大、同25、26両日の京大の試験中、「aicezuki」のハンドルネームで解答を求める投稿があった。いずれも携帯電話が使われていた。
捜査関係者によると、警視庁などはヤフーにIPアドレス(ネット上の住所)や携帯電話の識別番号を任意提出するよう要請。ヤフーから示された識別番号はすべての投稿で同一だった。
個々の識別は携帯電話の製造番号やSIM(シム)カード番号などから可能で、これらを分析した結果、ドコモの携帯電話を特定したとみられる。
時事ドットコム 2011/03/02-12:15配信




今話題のこのニュース。大学入試問題が試験中の時間にネット上の質問サイトに公開されたというあのニュースですね。
つい先ほど配信されたニュースによりますと、すでに一人は特定され、事情聴取が始まっているとのことです。まぁ時を置かずそうなるよなぁとHANA子はご飯を食べながらニュースを見ていました。

そうなのです。バレないわけがないんです。

誰でも見たり、聞いたり、話したりできるインターネットなだけに、見られるということは知られるってことなんですよね。
当然「これっておかしくない?」と思われれば調べられちゃうわけです。「これは!」を思われれば通報されちゃうわけです。そうなれば関係者の目にだって止まるわけなんです!
結果、前代未聞の大学入試不正事件としてテレビで、新聞で、そもそものネット上で、大体的に報道される羽目になるわけです。関係した受験生は皆、早々に逮捕されることになると思います。すでに偽計業務妨害で被害届けが出されているわけですからね。
事件が犯罪として捜査が始まれば、なんのかんのでそれなりに有能である日本警察が子供のカンニング程度のことに手間取るわけがないのです、うん。
解決といいますか、事件が事件として終わるまでそう時間はかからないでしょう。それは間違いなく。
……ホント、バカなことをしましたね。この子たち。



最初このニュースを知ったとき、HANA子は何度も何度も繰り返される「にちゃんねる犯罪予告」事件の数々を思い浮かべていました。
日本では──確か世界でもでしたっけ?──有数の巨大ネット掲示板にちゃんねるで繰り返される犯罪の予告とその顛末。もはや語るまでもないことと思います。
『どこそこで誰を殺す』
とか、
『どこそこで通り魔殺人をする』
とかとか、
『どこそこで小女子注1を焼き殺す』
とかとかとか、
こういうことを書き込んだ人たちって、話題に上ってからすぐに逮捕されちゃっていますよね。あっという間に。
これらが思い浮かんだんです。
結局のところ、この人たちは判で押したように「こんな大事になるとは思わなかった」とか「むしゃくしゃしていたのでやった」とか「鬱憤をはらしたかった」なんてのたもうていますね。手が後ろにまわった後で。
殆どの場合、こういった事をしでかす彼らに本気で誰かを殺そうとか、そういうつもりはなかったのだと思います(中には本気で書いて、実行しちゃった人もいるわけですが、それはあくまで例外中の例外として)。
ただ、世間の注目を集めたかったとか発言の通り鬱憤をはらしたかったとか、その程度のことでしかなかったのだと。
そこに誰かを傷つけ、害を与えようという明確な『悪意』はなかったのだと。
しかし、同時に世間を良い意味でなく悪い意味で騒がせてやろうという『悪気』は間違いなくそこにあるのです。
ですよね? 彼らの行動は良い意味で社会に寄与するものではないですし、少なくともその行動が負の情念から生まれた“悪いこと”であるのは間違いないのですから。
決して本気の『悪意』をもってしたことではない。けれどその望む結果が『悪気』によるものなのは間違いありません。
今回の受験生の事件に、わたしは同じ匂いを感じました。
多分、彼らは不正は悪いことだと理解しながら、悪い事だとは思えていなかったのではないでしょうか。
一ゲーム好きの立場としては、こういう比喩の仕方は唾棄すべきものなのですが、あえて言えば『ゲーム感覚』とでも言いましょうか。
悪いことを悪いこととは思わずに、ただ遊び気分で──ゲームをしてるような感覚でソレを行っていただけなのではないかと。
もちろんこのような不正行為は恥ずべきもので、軽蔑に値する行為です。HANA子は彼らを擁護なんてしません。馬鹿な子たち、と思うだけです。
わたしが今日、ここで記事として記しているのは、あくまで今回の事件についての【感想】。ただそれだけです。
事件に対する感想。それは、彼らは悪いことと知りながら、悪いこととは思わずにそれを実行していたのではないかというものです。

「どこそこで通り魔をする。○×人殺す」

多くの人や物の流れに多大の迷惑をかけることを想像もせず、書き込みをした人。

「ちょっとお酒を飲んだ程度なんだから大丈夫」

そう嘯いて飲酒運転をくりかえすような人。

そして今回の事件を起こした受験生。
悪いことを悪いと思わず、その後に起こりうるだろう結果を考えもせずにソレを実行した愚かさ。
それは自覚のない悪意とでも呼べるものではないでしょうか。
ある意味、それはとても恐ろしいことです。
悪い事を悪いと知りながら、悪いことだと思わずに躊躇なくそれを行える、矛盾に満ちた精神。
それはまったくもって怪物のようなものではないかと恐ろしさを覚えるのです。

自覚していながら無自覚であり、

知っていながら知らずにいられる、

悪意なき悪気。

どうもしばしば、そのような恐ろしいものが世の中に蔓延っている。そう感じてしまっている最近のHANA子なのです。

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注1 小女子‐こうなご:いかなごの稚魚のこと。
2008年9月ににちゃんねるで小女子は『コウナゴ』と読み、人ではなく魚の意味だと言い逃れできるように言葉を選んだ上で「焼き殺す」と書き込みがされた事件があった。
書き込みをした男性は後に逮捕された。
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