HANA子の歴史はこんなに面白い 第二回 ~児玉源太郎:インターミッション~1888年頃、ドイツ──大モルトケ「誰が訪ねてきたんかと思えば・・・・・・珍しいのが出張ってきたもんやな」
ビスマルク「ロリコンに言われたァないわ」
大モルトケ「ちょw ロ、ロ、ロ、ロリコンちゃうわ! わてはノーマルや、ノーマル!!
注1」
ビスマルク「はw 26も年下の16歳の娘を嫁にもらった男の性癖がノーマルのわけあるかーい」
大モルトケ「けっ! 似非食通の大デブがよう言いよるわ! フランスの牡蠣が全滅したのは実はお前が食い尽くしたせいやろ!
注2」
ビスマルク「なんやと!」
大モルトケ「文句あるか!」
ビスマルク「・・・・・・・・・」
大モルトケ「・・・・・・・・・」
ビスマルク「ケンカすんのやめとこか」
大モルトケ「そやな。お互いいい年やもんな」
(この頃、大モルトケ88歳。ビスマルク73歳)
大モルトケ「で、何しに来たンや」
ビスマルク「何しィってお前はんの引退祝いやがな。ホレ、ワイン」
大モルトケ「そうか、あんがとな・・・・・・なんややっぱりフランスワインか
注3」
ビスマルク「何があろうとワインはフランスや。こればっかりは譲れへんで~」
大モルトケ「お前っちゅうやつは・・・・・・。そういえば皇帝陛下にドイツ産ワインを飲めと言われても譲らんかったなぁ」
ビスマルク「おう。わての信念やさかいな」
大モルトケ「・・・・・・・・・」
ビスマルク「・・・・・・・・・」
大モルトケ「ヴィルヘルム一世皇帝陛下が崩御されてから、もうじき半年やな」
ビスマルク「二代目はん──フリードリッヒ三世陛下が崩御されてより2ヶ月とも言えんねんな」
大モルトケ「いまや三代目はん──あのヴィルヘルム二世陛下の御世やんな」
ビスマルク「そや」
ビスマルク「せやから依願退職して、軍も退役したんやろ?」
大モルトケ「・・・・・・・・・」
大モルトケ「・・・・・・そうや」
ビスマルク「まぁ、お前はんはもう88やさかい、いい年やもんな。よぉ今日まで頑張ったもんや」
大モルトケ「ビスマルクはんはどうすんのん」
ビスマルク「わては・・・・・・、わてはもう少々悪あがきしてみよ思うてんねん」
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