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青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~

創作発表板をメインの拠点にコードギアス二次創作やらオリジナル駄文、日々の雑記などを書き散らしていますの
青く輝く月の下で ~Under the shining B.L.U.E. moon~ TOP  >  「(妹×幼馴染)+オレ」

幼馴染 と 妹ッ! そして俺

自慢じゃないが、俺には怖いものなんてないと断言させてもらおう。
偉そうに説教を垂れる教師なんてメじゃあない。今時珍しい時代錯誤な先輩ヤンキーだってなんのその、だ。街にたむろしてるギャングごっこの連中だって俺の姿を目にすれば脇にどく。
更に言わせてもらえるならば、お化け? 幽霊? そんな奴がホントにいるんだって言うなら俺の前に連れてきて欲しいってもんだ。
もう一回言おう。
俺に怖いものなどは、ないのだ。
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幼馴染→妹ッ! そして俺

そういえばハロウィンが近いんだっけ。
アーケードの天井から吊るされているジャック・オ・ランタンのオブジェやTRICK or TREATのポスター。それを見上げるわたしたち。
それにしても台風が通り過ぎてからこっち、世間はすっかり寒くなってしまった。
いわゆる秋の日はなんとやらってやつだ。
「ちがうのかしらー! それは『あきのひはつるべおとし』あきになるとすぐにひがおちてくらくなるっていみのことばかしらーっ!」
子供のクセに難しいことを知ってるものだとわたしは感心した。
「あんたがものをしらないだけなのだわ」
ぐぬぬ。
まぁいい。今日のわたしは寛容なのだ。なんていっても今日のわたしはこの子の保護者のおねーちゃんだしね。

幼馴染+妹ッ! そして俺

働けど働けど我が暮らし楽にならざり……、
「ユウくーん、新しいの頼んでー!」
じっと手をみる……。
「おーにーいーちゃーん、わたしもおかわりかしらー!」
俺は激怒した。
「お前らちょっとは自重しろ」

妹for幼馴染ッ! そして俺

「じゃどーなのだわ、じゃどーなのだわーっ!!」
「いーじゃないのよーッ!!」
俺にとって朝とは決して爽やかなものじゃあない。
「あさごはんはおこめのごはんとおみそしるなのーっ!」
「私はプリン一個で十分だからいいのっ!」
朝、それは戦場だ。朝の食卓とは激戦区だ。もっとも朝以外の時間は違うの? と聞かれれば、朝に限らず戦場ですと答えざるを得ないが。
「つべこべいわずにたべるのかしらーっ!」
「食べないったら食べないーッ!!」
やれやれ。
俺は小皿に取ったお手製昆布の佃煮をご飯に乗せて一気にかきこんだ。ん、美味い。我ながら良い出来、良い出来。

幼馴染&妹ッ! そして俺

「おかえりなさいませなの、ごしゅじんさまー」
「お、おかえりなさい。…な、なんだ……にゃん」
扉を開けると、そこにはゴスロリメイドとネコ耳ビキニ娘がいた。
俺は自宅の門をくぐり、自宅のドアを開けたはずだったんだが……どうやら間違えて別次元への入り口を開けてしまったらしい。
うむ。
俺はそう納得してドアを閉めた。

妹VS幼馴染ッ! そして俺

夏、真っ盛り!
気が遠くなるほど蒼い空、見つめる瞳を貫くような白い雲、激しい感情を呼び起こすかの如き太陽!
今、日本は正に夏真っ盛りだ! 老いも若きも、男も女も! みんな真夏の中心で、それぞれの夏を過ごしている──

はずなんだが。

「だ~か~ら~、ユウくんはわたしとプールに行くのよ!」
「おにいちゃんはわたしとえいがをみにいくのだわー!!」
夏休み開始一週間を待たずに状況は混沌の極致にあった。
プロフィール

HANA子

Author:HANA子
看護師をやってる似非腐女子

夢は
F22ラプターに乗った王子さまか、
JAS39グリペンに乗った皇子さまが
迎えにきてくれること
ついでに言わせてもらえば、
メビウス1はうちの婿

イメージ的にアーニャならしい2×歳

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